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短編集>星座占い結果物語

 ジャンル>一次創作(題材:@games星座占い結果)

分類>短編集


傾向>シリアス・ギャグ様々


注意>星座占いのラッキーアイテム、カラー、コメントを元に創作した小説です。


上記を了承された方のみ、続きをお読み下さい。


~その1~ 
「やあ、久しぶり」

そう声を掛けられ振り返ると、そこに居たのは元彼だった。

 
高校時代から約5年近く付き合ったものの、それぞれの夢の為に別れた彼。

……夢よりも彼と一緒にいることを望んでいた私は、暫く未練が断ち切れなかったが。

「今は何してるの?」とそう問われ、私は微笑みながら左手の薬指にはまっている結婚指輪を見せた。

貴方の後に出会った夫と、今は慎ましくも幸せな暮らしをしている、と。

逆に彼に問い返すと、彼は雑誌モデルの仕事を続けているという。

未だに世界的なモデルになる夢を追い続けているらしい。

 
気がつけば十分近く立ち話をしていた。

かつての恋人ではなく、旧友の報告といった感じの話が多かったけれど。

出会った頃と変わらぬ彼に、今度の高校の飲み会で会おうねと言って別れた。

(カラー:ゴールド
アイテム:ファッション雑誌
言葉:昔の恋人と町で会うかもしれないが、クールな対応でいい友人に)


~その2~ 
「――なぁ、お前もそう思うだろ」

受話器越しに聞こえる声に相槌を打ちつつも、自分の手はひたすらにボールペンを回していた。

昔からの癖だ。考え事を始めると、手が無意識にペン回しをするのだ。

さぁ電話越しの友人にこの気持ちをどう伝えればいいのだろう。

口調から察するに、相手は非常に不機嫌だ。そういう時のアイツは話を聞く奴じゃない。

「――こっちだって願い下げだって、なぁ?」

よっぽど鬱憤が溜まっていたのか、話はとどまるところを知らない。

虫の居所が悪い友人の唯一の対処法は、だたひたすら聞き役に徹することだ。

 
言いたいのは一つだけなんだ。

――俺が電話を掛けた理由を早く聞いて欲しい。

だがその願いもむなしく、時計の銀の針は無常にも動いていった……。

(カラー:シルバー
アイテム:ボールペン
言葉:曖昧な言葉は反感を買う。自分の気持ちは隠し、友人の聞き役に徹する)


~その3~ 
――戦隊物がよく戦っていそうな岩山みたいな場所。

レッド、グリーン、イエロー、ホワイトの4人が怪人を相手に戦っているが明らかに劣勢。

「グハハ、サア俺様オ攻撃ヲ食ラエ」

「うわぁああ」

「きゃあああ」

――怪人の左手にエネルギーが集まると、それがビームとなって放たれる。

レンジャー達の足元で激しい爆発が巻き起こり、4人は吹き飛ばされる。

「何故勝てない……」

「やはり4人じゃ力が足りないのか……」

「コレガ、オ前ラノ最後ダ。一撃デ地獄ニ送ッテヤルゼ」

――怪人は再び左手にエネルギーを集めはじめる。

だがその時、怪人が何者かに撃たれる。

「グアアアアア」

「何だ!?」

――岩山に人影が現れる。

「ブルー参上!!皆、待たせて悪かったな」

「三ツ矢!?何故ここに!?」

「仕事はどうしたのよ!?」

「お前らが苦戦してるんじゃないかと思ったら、集中できなくてな。5人揃ってこそ、俺達だろ」

「その言葉を待ってましたよ、ブルー」

「さあ、さっさと倒しちまおうぜ」

 
「コーラレッド」

「サイダーブルー」

「メロングリーン」

「スカッシュイエロー」

「カルピーホワイト」

「五人合わせて」

「「「「「タンサン戦隊シュワットレンジャー!!」」」」」

(カラー:ブルー
アイテム:ソーダ水
言葉:貴方の力が必要とされています。手間を惜しまず期待に応えよう)


~その4~ 
「まさか」

「こんな風になるとは誰も思わないですよね」

テーブルに向かい合った一組の男女は、お互いに苦笑した。

 
出会いはある天気の良い朝のこと。

仕事に遅れると、コッペパンをくわえたまま家を駆け出した男は、曲がり角で女性とぶつかった。

その時は急いでいた為、軽く謝って去ったのだが……まさか数日後の合コンで再会することになるとは。

曲がり角でぶつかり、数日後に再会を果たす。

あまりにベタな展開になった彼らにできるのは、苦笑することだけだった。

(カラー:スカイブルー
アイテム:コッペパン
言葉:大きく影響を与える人と出会えそうです。交流会などに参加費をケチらないで)

 
~その5~
(あちゃ~やっちゃった)

TVを観ながら朝食は用意するものではない、ですね。

好きな俳優さんが出るというドラマの宣伝に、つい見入ってしまいました。

……トースターにトーストをかけっぱなしなことを忘れて。

なんか焦げ臭いと思って振り返り、あっと気がつき駆け出したのです。

……手に飲みかけのオレンジジュースを持っていたことも忘れて。

 
結果、トーストは焦げ焦げの上、床と服にジュースがこぼれてしまいました。

これから出掛けようと思って着た白いワンピースに、オレンジの染みが。

(でもまだ時間はあるし、代えの服もあるから大丈夫よね)

深呼吸して頭の中で予定を仕切りなおします。

まずトースターの電源を切った後、着替えることにしました。

ワンピースには悪いですが、昨日最後まで競ったチュニックに今日の主役を務めてもらいましょう。

(カラー:ホワイト
アイテム:トースター
言葉:大切な予定には別の案も用意。思いがけない失敗も事前に防げます)

[ 2011/03/29 15:16 ] 物書き書庫 | TB(-) | CM(-)
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